2014 年11月11日(火)に開催される本セミナーでは、福島第一原子力発電所の事故後における健康影響のモニタリングや、そのリスクコミュニケーションを通 じ、これまでに見えてきた課題と教訓に焦点を当ててパネル討論を行います。このパネル討論は、科学界、実務者、市民社会そして被災者の観点を取り入れなが ら、率直な議論を促すことを目指します。
2011年3月の福島第一原子力発電所の事故は、環境、社会、そして経済へ、多岐にわたる影響を及ぼし続けています。事故発生以来、原発事故がもた らす健康リスクは、国内外における主な懸念の一つです。そして、今後も長年にわたり人々の関心事であり続けるでしょう。しかし、放射能の問題は、大多数の 人々に とって「非日常」事であるとともに極めて専門的であります。どのように放射能の健康影響を効果的にモニタリングし、どのように健康リスクを人々に伝える か、これらは事故が残した負の遺産と向き合う過程において、科学者・専門家・実務家が直面している問題であります。
モデレーター:モシニャガ アンナ(国連大学サステイナビリティ高等研究所、FGC主任研究員)
10:00–10:10 開会挨拶
10:10–11:40 パネル討論
11:40–11:50 休憩
11:50–12:50 参加者との質疑応答・意見交換
12:50–13:00 閉会挨拶
本イベントは、英語から日本語への同時通訳があります。
セミナーの後はランチレセプションが行われます。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
国連大学サステイナビリティ高等研究所、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)
本イベントは、UNU-IASのFUKUSHIMAグローバルコミュニケーション事業の活動の一環として実施します。